パターンは幾何学的模様もありますが相称的模様が一般的であり、デザインの多くは
自然の産物を基調としています。この頃では土台まりには発泡スチロールや木のビーズを
芯とし、その上に毛糸や縫い糸( 3インチ/約7.6cm の球に300ヤード/約274m )を
巻きつけたりしています。−どちらも完全な球形に仕上がることでしょう。
伝統的な手法を受け継いでいるアーティストの方々は、いまなお、古布を土台まりとした
手まりを作られている事でしょう。 この場合、毛糸を巻き付ける前に芯となる層を
丁寧に球形にしておくことが大切になります。 次に、土台まりは紙テープ − 巻尺は使用
されません− を使って均等に割り付け(地割り)られ、ピンで印をし、糸を渡して地割りします。
地割り糸がデザインとして利用される際には
金や銀糸がよく用いられます。− 利用されない場合には土台まりと同じ色目を用いること
により地割り糸を隠すようにします。( 詳しくは
こちらから )
土台まりが準備できると色々なかがり糸で手まりをかがっていきます。現在、最も一般的に
利用されている糸はパールコットンです。もちろん、絹糸やメタリック、レーヨン刺繍糸や
リボン糸も異なった美しさで表現されています。 デザインはパターンにそって
かがっていきます。( 基本的には3種類あり、糸かがり、巻きつけそして糸かがりと
巻きつけを一緒に用いるタイプがありますが、出来上がった作品からその作り方を判別するのは、
難しく− 手まりはその作り手の創造の中で仕上げられるものとなります。)
おもちゃとして子供達に作ってあげる際に、よい音が鳴るようにと手まりの中に
お米を入れてあげる事もありました。今は幸運のしるしとして鈴を代わりに入れ
る事もあります。また、工芸品として扱われるようになり、房や結び糸飾りを
ほどこすものも作られるようになりました。
ほとんどの手まりが直径が3〜5インチ/7.6〜12.7cmサイズのものですが、 大きさには制限がなく、日本では大きなものが好まれ、大きさやスタイルで コレクションするのも楽しいでしょう。 また、小さいものはクリスマスのオーナメント としてピッタリです。 飾るときにはひとつだけでも素敵ですし、またいくつかをアレンジ してみてもおもしろいでしょう。 ひとつだけを飾るときには窓際や天井から、また 戸口の側柱につるしたりするのもおもしろいでしょうし、モビールのようにして 下げるのも一案です。
さらに、一つ一つをディスプレイスタンドに置いてみたり、ボールやバスケットにいくつかまとめたり、 またエッグスタンドなどの置き台を利用して飾るのもおもしろいです。 手まりはすばらしいクリスマス オーナメントになりますし、 結婚式や記念日のプレゼントなどの特別な日のプレゼントにも最適です。
万華鏡について英語版の情報が少しあります。日本語版が多く出ていますが、英語版の本も
数種類発行されています。万華鏡のデザインは手まり作りの基礎を習得された方々が手まりの
デザイン考える時に参考となるでしょう。